先日、院長が順正寺こども園で開催された吉島地域包括支援センター主催の
介護予防教室にて、地域の方に対し「オーラルフレイルと口腔ケア」というテーマで
講演を行いました。
講演では、要介護状態の前段階のプレフレイルやフレイルの時点で
早期の予防・治療をすることが大切であるということ、
さらに、歯科の視点からフレイル予防に口腔ケアが効果的であるということを
説明しました。
フレイルというのは、年を重ねて心身のはたらきが低下している
健康と要介護の中間状態をいい、適切なケアをすれば健康に戻ることができます。
「全身の健康は歯の健康から」とはよく言いますが、
実際に歯はフレイルや様々な病気と関係しています。
自身の歯磨きなどのセルフケアと歯科で行うプロフェッショナルケアの2つを
併せて行っていくことが口腔の健康維持、ひいては全身の健康維持につながります。
まずは、ご自身でのセルフケアをしっかりとやっていくことが大切です!
歯磨きの仕方や歯間ブラシやフロスなどは、一人一人適切なサイズが違います。
その際は歯科衛生士にお声がけください。一緒によりよい道具を探していきましょう。