往診

また、歯科訪問診療においてとても重要としているのが、口腔ケアです。
口腔ケアは、お口の中を清潔に保つために歯科医師・歯科衛生士が行う口腔内清掃の事です。口腔ケアをすることで、虫歯や歯周病の予防や口臭の予防は勿論ですが、味覚の維持改善や、誤嚥性肺炎の予防・口腔機能の維持・回復にもつながります。

我が国における誤嚥性肺炎を含む肺炎の死亡数は第三位になっています。
また高齢になるにつれ、肺炎の占める割合は大きくなっていきます。
誤嚥性肺炎は、加齢による嚥下機能低下や、脳血管疾患の後遺症のため、食べ物や唾液を口腔内の細菌と一緒に誤嚥することが原因で発症します。
口腔ケアを行うことで、口腔内を清潔に保つことが誤嚥性肺炎の予防につながります。

歯科訪問診療を始める際は、まずは直接お電話でのご予約や、担当ケアマネージャーからのご依頼により、診療に伺う日時の相談や費用のご案内をさせていただきます。
その後、保険証や介護保険証の他、問診票や同意書をご記入いただいたのちに、歯科訪問診療を始めていきます。
費用に関しましては、保険証や介護保険証、診療内容により個々に異なるため、お気軽にお尋ねください。
歯科訪問診療を始めるにあたって、ご家庭や施設でご用意いただくものはございません。

歯科訪問診療について気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。