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負のスパイラル

おひさま歯科の虫歯治療に関する基本的な考え方をここでご説明します。

そもそもなぜ虫歯になったのでしょうか?
この原因を考察し、説明することが、患者様にとって最も大切なことであると考えています。
虫歯を発見したから、削って詰めるだけでは、治療時には虫歯がなくなっていても、再度同じ歯や違う歯が虫歯になっていくことが多いです。

また1本の歯に対して再治療できる回数は限られています。
治療する度に条件が悪くなり、神経を治療した歯は再治療も困難です。
原因を考え、そこにアプローチすることで今後この負のスパイラルを遅らせたり、止めることができます。

例えば
① 間食が原因で虫歯になってしまった場合
この間食という原因を改善せずして虫歯の治療だけ行ったとしても、数年も経たないうちにこのスパイラルが加速し、条件の悪い再治療を行うことになります。

② 単純な磨き残しが原因の場合
歯磨きの仕方を覚えていただき、日常のブラッシングを行い、歯肉も健康な状態になった状態で虫歯治療を行なった方が長期的に安定します。
上記以外にも唾液の分泌が少ない、遺伝性、歯列不整など様々な原因があります。
また複数の原因で虫歯になっている可能性もあります。

よくある治療後の注意点

・仮のふたをつけています。
ガムなどの粘着性のもので取れてしまいやすいのでご注意ください。
また付け直しを致しますので、お電話ください。

・虫歯の治療後にしみる
麻酔は個人差がありますが約2〜4時間程度で切れます。
麻酔が切れた後しみが出ることがあります。
虫歯は取りきっていますが、虫歯が大きく、神経までの距離が近いためしみていることが多いです。完成した詰め物をつけた後、時間がたつと修復象牙質というバリアができしみが軽減されることが多いですが、痛みが強い場合は神経の治療が必要となります。

・噛んだ時に痛みがある
仮の蓋が高く当たっていることがあります。
仮の蓋を外したり、完成した詰め物を入れた場合に軽減することが多いです。
完成した詰め物が高いと感じる場合は、調整することで軽減されます。

口腔外科

ご自身の親知らずを意識したことはありますか?

「親知らず」とは、お口の一番奥に生える歯で、前歯から数えると8番目に位置する第三大臼歯のことをいいます。
20歳前後に生えてくるのですが、スペースのない方だと、そのまま生えない場合や、半分歯茎に埋まった状態のままの場合があります。また、もともと親知らず自体がない方もいらっしゃいます。お口の中には見えていなくても、レントゲンを撮影すると、親知らずが骨の中に埋まっているのが確認できることもあります。
では、「抜いた方がいい?それとも、抜かなくてもいい?」と疑問に思う方が大半ではないでしょうか。
実は親知らずを抜いた方がいいか、抜かなくてもいいかは状況によって変わってきます。

では、親知らずはどうして抜くことが多いのでしょうか?
やはり、一番奥にあることから、歯磨きがうまくいかずに虫歯になるケースや、歯周病の原因となるケース、そもそもまっすぐに生えていないため、歯茎に炎症を起こしやすいケー スなどがあります。
このように、お口の健康状態に悪影響を与える場合には、親知らずは抜歯をした方が良いと考えられています。では具体的にどのような場合に、親知らずを抜くのかをご紹介いたします。

親知らずが歯茎に半分隠れている場合

親知らずが横に倒れている場合や、斜めに生えていて半分歯茎がかぶさっている場合には歯磨きが難しくなります。そのため、虫歯や歯周病になりやすい環境です。
また、親知らず周辺の衛生状態が悪いことから、智歯周囲炎といって、炎症が起きて強い痛みや歯茎の腫れを起こすことがあります。

一方で、きれいに親知らずが生え、噛み合わせなどに問題がない場合、抜歯の必要はありません。また、状態のいい親知らずは、ほかの奥歯を何らかの理由によって抜かなければならない場合に、その部分へ移植(歯牙移植)できる可能性があります。そのため天然の貯蔵庫としてあえて抜歯しないことを提案することもあります。

親知らずが半分しか生えていない場合もしくは埋まっている場合は、レントゲン検査を行い、状態をしっかりと確認する必要があります。
また、歯並びがきれいでも、かみ合わせに問題がある場合は親知らずの抜歯と矯正が必要になることがあります。
これらの診断には専門的な知識・検査が必要になります。
当院では、術前にCTによる歯の埋伏状況や神経との位置関係の把握などをしっかり行うことで、低リスクで計画的な抜歯を行っております。また、難抜歯といわれる抜歯が困難なケースがあります。例えばCTで神経と親知らずが近接する場合などがあげられます。そのようなケースの場合、専門の口腔外科にご紹介させていただいております。
また、事前に患者様にしつかりとした説明を行い、患者様の意思を尊重することで、安心して抜歯に臨んでいただけるよう努めております。

親知らずについて、気になること・心配なことがございましたら、お気軽に当院にご相談ください。

根管治療

根管治療の概要

根管とは歯の根の中にある神経などが通っている細い管の部分を指します。虫歯が進行して、菌が神経や根管の部分にまで侵入すると、歯が痛んだり歯肉に炎症が起きて腫れたりする症状を引き起こします。そのような感染してしまった歯の神経部分(歯髄)を取り除いてきれいにすることで、感染物質を除去し、病変を治す治療が「根管治療」です。

治療方法&治療方針

根管部分の治療では、レントゲン写真でお口の状態を細かく診断して入念な検査を行い、拡大鏡を使った精密な治療を複数回に分けて行います。これは、病変部分の取り残しがあると、後々歯の根の中に再度感染物質がたまることがあり、一度治療が終わっても再度根管治療を行わなくてはいけない可能性があるからです。この場合には、かぶせ物やつめ物などもすべて取り外し、最初から治療をやり直すことになってしまいます。そのような事態を避けるために、検査や処置にしっかりと時間をかけて丁寧に進めていくことで、将来的な再発のリスクを下げるように治療に取り組んでいます。また、根管治療は治療・通院期間が長くかかる場合も多いですので、必要な時には他の治療も並行して進めるなどし、トータルでの治療期間を減らす配慮も行っています。

感染対策

当院では、安心して受診していただけるように、歯を削るための機械やミラー等のお口の中で使用する治療器具はすべて洗浄し、専用の機械で滅菌処理をしています。
また、エプロンや紙コップ等使い捨て出来るものは使い捨てのものを使用し、グローブ等は患者様ごとに交換することを徹底しています。また定期的に清拭を行い、清潔を保っています。

受付には、空気清浄機を設置し、院内の空気も清潔に保つようにしています。

おひさま歯科・小児歯科
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