インビザライン

初診専用WEB予約

「周囲に気づかれないように歯列矯正をしたい」
「矯正治療をしたいけれど、痛いのは嫌」
「ワイヤー矯正を検討した時に抜歯が必要と言われたが、抜歯はしたくない」
「でもやっぱりきれいな歯並びを手に入れたい!」

そんな方におすすめなのが、インビザラインです。

インビザラインとは、世界で最も利用されているマウスピースタイプの矯正装置です。
透明なので目立ちませんし、金属製ではないのでアレルギー症状が出る心配もありません。歯を急激に動かさないようマウスピースに組み込めば、あまり痛むことなくきれいな歯並びを手に入れられるでしょう。


インビザラインとは

インビザラインとはマウスピース型の矯正装置の種類に分類されます。1997年にアメリカのアライン社が開発し、日本では2006年から提供が開始されました。

マウスピースタイプの矯正装置は、他にもいくつかありますが、インビザラインが世界中で最も採用されています。その症例数は2023年3月時点で全世界において1,500万以上といわれており、安心できる治療方法といえるでしょう。

インビザラインは、透明なプラスチックでできており、基本的に1週間程度で新しいものに取り替えます。1枚のマウスピースで動かせるのは、最大で0.25mm、1ヵ月あたりだと1mm程度です。
必要な枚数は症例の難易度によって異なりますが、中程度の場合は40〜60枚程度でしょう。

また、治療開始前に口の中をスキャンして3Dシミュレーション(クリンチェック)を行うのも特徴です。データに基づいて治療計画が策定され、マウスピースが用意されます。従来の矯正治療のように歯型をとる必要はありません。

ワイヤー矯正との違い

インビザラインが登場するまで、歯列矯正の中心はワイヤー治療でした。この二つの矯正方法の主な違いをまとめると、以下のようになります。

  インビザライン ワイヤー矯正
費用相場 70万〜100万円程度

60万〜120万円程度(表側矯正の場合)
120万〜170万円程度(裏側矯正の場合)

治療にかかる期間

1年〜3年程度

1〜3年程度

通院頻度

1〜3ヵ月に1回

1ヵ月に1回
メリット

・透明なので目立たない
・痛みが少ない
・取り外せる
・歯を後ろに移動させやすいため、抜歯の可能性を低くすることができる

・装置の自己管理が不要
・歯の大幅な捻じれに強い
・抜歯矯正の際、歯の移動をしやすい
デメリット

・装着していないと効果がでない
・歯の大幅な捻じれの改善はワイヤーの方が有利
・歯がマウスピースにおおわれていないと効果が発揮できない

・装置が目立つ
・食事や歯磨きがしにくい
・痛むことがある

矯正にかかる費用は、歯並びの乱れ具合やクリニックによって異なります。
その相場は、インビザラインの場合は70万〜100万円程度、ワイヤー矯正の場合は表側矯正か裏側矯正かにもよりますが、60万〜170万円程度でしょう。
治療期間についても、症例によって異なりますが、一般的にインビザラインの場合は1年半〜3年ほど、ワイヤー矯正の場合は2〜3年程度です。 通院頻度は、インビザラインの方が少なくて済むことが多いです。


メリット

インビザラインの主なメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。


・透明で目立たない
・痛みが少ない
・取り外し可能


インビザラインは、透明なプラスチックでできているので目立ちません。話すときでも、周囲の方に違和感を与えずにすむので、営業職や接客業など、顔の印象が大きく影響する仕事をされている方でも取り組みやすいでしょう。
また、何十枚ものアライナーを使用して、少しずつ歯を動かすため、ワイヤー矯正に比べると痛みにくい点もメリットといえます。少し窮屈な感じがしたり、違和感があったりするかもしれませんが、鎮痛剤の服用や、装着を中止しなければならないほど痛むことはないでしょう。


さらに、取り外しができるため、食事の際にストレスになることもなく、歯磨きも通常通りにできます。虫歯や歯周病のリスクが高くなることもありません。
また一番後ろの歯を後方に移動(順次遠心移動)させることができるため、抜歯の可能性を軽減することができます。


デメリット

インビザラインの主なデメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。


・自己管理が必要
・飲食時には取り外さねばならない
・歯並びの乱れ具合によってはワイヤーの方が有利なケースがある


インビザラインによる矯正治療を成功させるには、マウスピースの装着時間を守ることが大切です。
1日の装着時間の目安は20時間以上です。歯科医師の指導に従わず、短時間しか装着しないと、計画通りに歯が動かず、予定よりも治療に時間がかかる可能性があります。
飲食時にはマウスピースを必ず取り外さねばなりません。装着したままではマウスピースが破損したり、変形や着色をしたりする可能性があるからです。


さらに食べかすなどが歯とマウスピースの間にはさまったまま過ごせば、虫歯や歯周病になる可能性も高まるでしょう。
マウスピースが歯を掴むことによって移動するため、丸い歯を90度以上回転させる必要がある場合には、ワイヤーの方が早く歯が並ぶケースがあります。


インビザラインはこんな方におすすめ

歯列矯正は自分に合った方法を選ぶことが大切です。
合わない方法を選んでしまうと、治療が苦痛になるなどして最後まで続けられなかったり、十分な効果を得られなかったりする可能性があるでしょう。治療が長引いたり、再治療が必要になったりするケースもあります。治療法はメリットやデメリットを十分に理解した上で検討しましょう。


目安として、インビザラインによる治療がおすすめなのは、以下のような方です。


・周囲に悟られず歯列矯正をしたい方
・ストレスなく、食事を楽しみたい方
・痛みをできる限り軽減したい方
・金属アレルギーの方
・通院回数を少なくしたい方


上記に当てはまる項目がある方は、積極的に検討するとよいでしょう。
ただし、最終的に、どの方法がベストかは歯科医師に相談することをおすすめします。


おすすめ①

インビザラインは「歯列矯正をしたいけれど、従来のワイヤー治療は目立つから嫌だな」と思う方におすすめの治療法です。
透明なプラスチック製のマウスピースを用いるため、装置をつけていることがほとんどわかりません。いつも通り会話をしたり、笑顔を見せたりしても周囲に気づかれにくいでしょう。営業職や接客業など、見た目の印象が特に大切なお仕事の方でも、気にせず治療を受けられるはずです。

さらに、自分で取り外しができるので、大切な会議やイベントなどでどうしても装置を付けたくない場合は、一時的に外すこともできます。
治療を計画通りに進めるためには、1日あたり20時間以上の装着が必要であるため、あまり長時間、頻繁に外すことはおすすめできませんが、どうしても必要な場合は柔軟に対応可能です。

おすすめ②

「ストレスを感じながら食事をしたくない」という方にも、インビザラインがおすすめです。
ワイヤー矯正であれば、自分で脱着ができず、食事も装着したまませざるをえません。
かむことで痛みを感じたり、食事中にワイヤーが外れてしまうケースもあり、その場合はすぐに歯科医院に行かなければなりません。

一方、インビザラインは、自分で取り外しができ、食事の際には外せます。そのため、ワイヤー矯正で感じるようなストレスが少ない状態で食事ができるでしょう。
友人らとの会食も装置を気にすることなく、楽しめます。 また、食べ物による着色や破損の心配もありません。
さらに食後の歯磨きも通常通りに行えるため、口腔内の衛生状態を良好に保ちやすい点もメリットです。 食事に関するストレスをほとんど感じることなく、矯正治療を進められるでしょう。

おすすめ③

インビザラインは、痛みに敏感な方にもおすすめです。
何十枚ものマウスピースを順に装着し、徐々に歯列を整える治療法であり、歯に急激な圧力が加わることはありません。そのため、歯の移動による痛みを最小限に抑えられます。
ワイヤー矯正のように歯を噛み合わせただけでも痛んだり、鎮痛剤の服用が必要なほど強い痛みを感じたりすることは少ないでしょう。

また、インビザラインの表面は滑らかなプラスチックです。
そのため、口腔内で擦れて傷や口内炎ができる心配もほとんどありません。
痛みを感じることが少なく、歯並びを美しく整えられるでしょう。

おすすめ④

またインビザラインなら、金属アレルギーのある方でも安心して治療を受けられます。
従来のワイヤー矯正では、ワイヤーやブラケットやバンド等金属が用いられることが多く、金属アレルギーの方は治療ができませんでした。
一方、インビザラインなら、医療用プラスチックでできており、金属が全く使用されていないため、金属アレルギーの方でも問題なく矯正治療を受けられます。

おすすめ⑤

インビザラインは、仕事や家事で忙しい方、歯科医院が遠方であまり頻繁に通院できない方にとっても最適な方法といえます。
ワイヤー矯正の場合は、ワイヤーの交換や調整で1ヵ月に1 回程度 定期的に通院する必要があり、歯の状態によってはより短い間隔で通院せねばならない可能性もあります。
ワイヤー交換後に痛みがあれば、早めに歯科医師の診察を受けなければならないでしょう。

一方、インビザラインは、1〜3ヵ月に1回程度の通院でも可能となります。
歯を動かしやすくするために歯に白い詰め物(アタッチメント)がが外れたりすることがあっても、問題なく使用できることが多いです。
来院時に交換用のマウスピースを受け取り、歯科医師の指示通りに自分で治療を進めます。痛みなどのトラブルもワイヤー矯正ほど起こらないため、あまり通院しなくて済むでしょう。

忙しかったり、出張や旅行で不在にすることが多かったりして、通院時間の確保が難しい方には、とても理想的な治療法といえるでしょう。


治療の流れ

インビザラインによる矯正治療は、基本的に次のような流れで進めていきます。


  1. カウンセリング・歯並びや噛み合わせのチェック

    歯並びや噛み合わせのチェックをして、インビザラインでの治療が可能かどうかを確認します。インビザラインによる治療のメリットやデメリット、治療内容、費用や期間の目安などについてもご説明します。

  2. 口腔内の精密検査

    治療計画を立てるために次のようなことをします。
    ・歯並びのチェック
    ・虫歯や歯周病の有無のチェック
    ・3Dスキャナーや写真撮影による精密検査

  3. 治療方針の提案

    精密検査の結果を基に、治療計画を立てます。より詳しい治療内容や費用の見積もり、治療期間などもお伝えし、患者様のご意見やご要望もヒアリングしながら、最終的な治療方針を決定します。

  4. マウスピースの制作

    精密検査の結果を基にマウスピースを制作します。完成までにかかる期間の目安は3週間程度です。

  5. 治療開始

    マウスピースが到着したら、いよいよ治療開始です。
    マウスピースの着脱方法やお手入れ方法、守って頂くルールや注意点についても詳しくお伝えします。

  6. マウスピースの交換・定期的な通院

    通常は、1-3ヵ月に1度定期的に来院して頂きます。
    診察では主に口腔内の状態確認を行い、状態によってはマウスピース以外の補助装置の使用を提案することがあります。
    診察後は次の診察日までのマウスピースをお渡しするので、1週間ごとにご自身で交換して頂きます。

  7. 治療終了

    計画通りに全てのマウスピースの装着が終われば、予定通りに歯が並んだかを確認し、治療は終了です。
    微調整が必要だと判断した場合は追加でマウスピースを制作したり、補助的な治療をおすすめしたりするケースもあります。

  8. アフターケアと定期的な口腔内チェック

    マウスピースによる治療終了後は、保定装置(リテーナー)を使用し、歯並びを維持、安定させます。
    定期的にご来院頂き、歯が元の状態に戻らないよう、また口腔内を健康に保てるよう継続的に診察をします。

費用

当院でのインビザラインによる治療にかかる費用は次の通りです。


通常のインビザラインによる矯正治療 880,000円(税込)
抜歯矯正など難症例のインビザラインによる矯正治療(約3割の方)

990,000円(税込)

インビザラインは保険適用外の治療です。

おひさま歯科が大切にしていること

美しい歯並びは、口元だけでなく顔全体の印象に影響するため、矯正治療をすることは大切です。
しかし、お口の中には、歯並び以外にも虫歯や歯周病など様々な問題がある可能性もあり、矯正以外の治療をしなければならないこともあるものです。矯正治療の計画は、そういった様々な問題を含めて総合的な視野をもって立てることが最も大切であり、それが総合的な治療を行っている当院が最も患者様に貢献できる分野でもあります。

また、矯正治療後のメンテナンスでも、歯並びだけでなく、歯周病や虫歯治療、顎関節症など包括的なメンテナンスをすることを大切にすることも当院の方針です。
また通院しやすくなるよう、できる限り通院回数を減らしたり、小さいお子様がいらっしゃるご家庭に保育士の無料託児など、矯正治療を続けやすい環境を整えています。
広島市で矯正歯科をお探しの際はご検討ください。

見た目が美しく、お口の中が健康な状態を長く維持してもらえるよう、治療中はもちろん、治療前後においても患者様一人一人に寄り添い、サポートします。

おひさま歯科・小児歯科
タイトルとURLをコピーしました